切断時に切りくずが発生しないワイヤーメッシュ（実用新案登録済）

従来、ワイヤーメッシュを所定寸法に切断する場合、切断断面にＵ字型の切端が発生し、ワイヤーメッシュから切端を完全に除去するには目視、手作業が必要でした。
弊社では金属線材と水溶性糸とを交互に編み立てすることにより、ワイヤーメッシュの切断作業を省き、Ｕ字型の切端が一切発生しない独自のワイヤーメッシュ編み機を開発しました。（実用新案登録済み）
水溶性の糸は水につけると数分で完全に溶解し、編み立てしたワイヤーメッシュは分離して１本の金属線のみでつながった形になります。（編み機で編み立ての際に上記金属線１本を自動的に切断することも可能です）
この方法で生産されたワイヤーメッシュは異物の混入が許されない精密機械、エンジン等の部品材料として幅広く使用されています。

★従来のワイヤーメッシュは所定寸法で切断すると必ずＵ字型の切りくずが発生します。

★弊社製の特殊編み機(実用新案登録済み)で編み立てたメッシュは、切断することなく、所定寸法の
　ワイヤーメッシュが作成できます。

★上のメッシュは、弊社製特殊編み機で編み立てた
　メッシュ、下は、通常のワイヤーメッシュ編み機で
　編み立てたメッシュです。

★弊社製特殊編み機で編み立てたメッシュの
　詳細写真です。
　青い部分は水溶性の糸で編まれていますので、
　水に浸けると溶解して、一つ一つのメッシュが
　きれいに分離します。